ALICE'S TEA PARTY 3



大きなアリスと逃げるうさぎ
Rabbit running away from big Alice

アリスは涙をふいて、音のするほうに目を凝らしました
向こうから来るのはあの白ウサギでした
立派な洋服を着て、一方の手には白いヤギ皮の手袋を、もう一方には大きな扇子を持ち
走りながら何か独り言を言っています
「ああ、公爵の奥方さま!お待たせしたら、かみなりが落ちるぞ!」




ロブスター
Lobster

アリスはロブスターの踊りの事で頭がいっぱい
自分が何を言ってるのかほとんど分からないまま暗唱します
「ロブスターの宣言を、わたしが聞いたところでは
『わしはこんがり焼かれすぎ、髪に砂糖をまぶさなくては』
アヒルがまぶたでするように、ロブスターは鼻ヅラで
ベルトとボタンを整えよ、つま先そとに向け歩け」
「砂がすっかりかわいたら、ヒバリのように陽気なやつさ
サメのつま先バカにして だけども潮満ちサメがくりゃ
 声はおびえてふるえるよ。」




姿見を抜けて
Through the looking glass

アリスはいつのまにか暖炉の上に登っていました
どうやって登ったのか、自分でもあまり覚えがないのですが
でも目の前の鏡は確かに溶け始めています
まるで、キラキラ輝く銀色のもやみたいに!




白の王様
White king

「気が遠くなりそうじゃ、ハム・サンドイッチをくれい!」
すると使者は首にかけていた袋を開き
サンドイッチを一切れ取り出して王様に渡したので
アリスはとてもおもしろく思いました
*「白の王の使者」」との組み合わせ




白の女王
White Queen

アリスはピンというピンをほとんど全部留めなおしました
「陛下は侍女をお使いにならないといけませんわね!」
「そなたなら喜んで雇うわ!」と女王さまは言いました
「週に2ペンスと、1日おきのジャムでどう?」




コンパートメントのアリス
Alice in the compartment

車掌さんは最初は望遠鏡で、次に顕微鏡で、それからオペラグラスで
じろじろとアリスを見続けていました
挙句の果てに「お嬢ちゃん、これじゃ逆方向ですよ」と言ったと思うと
ぴしゃりと窓を閉めて行ってしまいました




トーヴとボロゴーヴとラース
Tove,Borogove and Rath

「トーヴ」は穴熊に似たところのある動物で、トカゲにもいくらか似ておるし、コルク抜きにもちょっと似ておる
「ボロゴーヴ」はみすぼらしくやせた鳥で、ちょうどモップのような姿をしておる
「ラース」はまだ小さい豚の一種をさすのじゃ




海から来た使者
Messenger from the sea

海よりの返事は人をばかにして 
「君 かんしゃくを起こしたもうな!」
一度ならず二度まで言って聞かせしに
我が言葉をば受け入れざりき
*「声を張り上げるハンプティ・ダンプティ」との組み合わせ




カエルの爺さん
Old Frog

アリスはひとしきりドアをたたいたり、ベルをならしたりしてみましたが無駄でした
そのうちやっと木の下に座ったカエル爺さんが、よっこらしょと立ち上がって
ゆっくりゆっくりアリスの方へやってきました
カエルは派手な黄色の服を着て、とほうもなく大きな靴を履いていました




羊の腿肉
Leg of Mutton

「そなた、初対面で気後れしているようじゃな。わらわがこの羊の脚に紹介してしんぜよう」
と、赤の女王が言いました。「こちらアリス、こちら羊の脚」
すると羊の脚はお皿の上で立ち上がって、アリスに向かって軽く頭を下げました






余談
アリス大好きなの。あの意味不明な話運びが
ナンセンス最高!
ディズニーの「ふしぎの国のアリス」も大好き
いやもうホントに海洋堂すごすぎ。アラがない!
よくぞここまで・・
ジョン・テニエルのイラストも好きなので
比較にもなるから絵本からもピクチャしてみました
まさに挿絵どうりでしょ
というか、私この作業良く頑張った(笑)。